一期一会の撮影を

幕末の開港から150年。
以来新潟は、激動と繁栄を繰り返しながら今日に至りました。

その間私たちも、人々の歴史の断面を家族の肖像として切り撮りながら、
花と嵐の長い歳月を新潟と共に歩んでまいりました。

思うに、家族の姿はいつの時代においても、生きる喜びと細やかな愛情に満ちています。
そのようなセピア色の古い写真を眺めていると、家族や人々を一枚の写真にする私たちの仕事は、撮影の瞬間において一期一会の関係をお客様との間に結んでいることに気づかされます。

一期一会の撮影。
いつの日か、今日のご家族の肖像が歴史の中の一葉になっても、一瞬の輝きは未来に蘇ります。